【東京】安慶田光男副知事は9日、首相官邸で菅義偉官房長官と会談し、名護市辺野古の新基地建設問題をめぐり、集中協議期間が終了する9日以降も妥協点を探るための対話の枠組みを検討する。

 関係者によると政府は、政府側が菅氏ら関係閣僚、沖縄側は知事や宜野湾市長で構成する「普天間飛行場負担軽減推進会議」を衣替えする方針。協議を継続して沖縄の負担軽減や沖縄振興を話し合う場を設定することで、国内世論へ沖縄との対話の姿勢をアピールする狙いがあるとみられる。

 一方、県と政府は辺野古問題をめぐり7日の集中協議の最終会合で事実上決裂した。政府は、県の潜水調査が終了する週明け以降、早期に海上作業を再開する方針で県は強く反発している。新たな協議の枠組みも形式的なものになる可能性が高い。