【東京】沖縄進出を計画している米映画テーマパークのユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市)の運営会社が月内にも沖縄県に対し事業計画を示す方針であることが8日、分かった。進出場所や規模、コンセプト、経済効果などが盛り込まれるとみられる。進出場所として、本部町の国営海洋博公園が有力候補に挙げられているが、正式発表はされておらず、注目が集まる。

有力候補に挙げられている本部町の国営海洋博公園

 同日午前、安慶田光男副知事が都内で記者団の取材に答えた。

 安慶田氏は同日、首相官邸で和泉洋人首相補佐官と面談。内閣府の概算要求で、USJの沖縄本島北部地域への進出を見込んだ調査費が盛り込まれたことに謝意を伝えるとともに、今後のスケジュールや県と政府との役割分担などについて意見交換した。

 安慶田氏は「北部観光に関する予算がついたので、国の考え方や県の対応について話し合った。USJからの事業計画をもとに沖縄への影響などについて検討したいとの話だった」と、面談内容を説明した。

 USJ広報は「事業計画の案を練っている段階で、(県への提示の時期も)未定」としている。

 同社のグレン・ガンペル最高経営責任者(CEO)と森岡毅執行役員は7月、県庁に翁長雄志知事を訪ね、県内に進出する方針を正式に伝達。USJ側は東京五輪が開催される2020年の開業を目指し、16年度にも着工したい考えを示している。

 USJが海洋博で事業を展開する場合、国営公園の運営管理の見直しなどが必要になるため、国に国家戦略特区の活用で、規制緩和する方法を求めており、県にも同様の要望をする方針。

 新パークの建設場所は、名護市のネオパークオキナワも候補地に挙がっている。