沖縄県は24日から来年1月末まで、那覇空港に到着した観光客に観光バスや観光タクシーを使って、ホテルやレンタカー営業所まで移動してもらう実証実験を実施する。那覇空港で問題となっているレンタカー用の送迎バスを待つ観光客の混雑緩和や、レンタカーを借りるまでの時間短縮につなげる。利用者のアンケート結果を分析し、来夏の民間事業化を提案する。レンタカーを借りるまでに、人気の観光スポットを案内し、需要の取り込みも狙う。

県による実証実験のイメージ

 実証実験は全部で3コース。(1)観光バスで那覇空港を午後2時に出発し、沖縄美ら海水族館を経由して本島北部の7ホテルへ(2)観光バスで那覇空港を午後1時に出発し、首里城、玉陵(たまうどぅん)、識名園などを経由して那覇市の「Tギャラリア沖縄 by DFS」内の6レンタカー営業所へ(3)観光タクシーで那覇空港を正午までに出発し、利用者のニーズに合わせて昼食場所や観光地を巡った後、希望先のレンタカー営業所へ-を運行する。

 いずれも、旅行予約サイト「たびらい沖縄」で予約を受け付け、1日最大各1便運行する。料金はレンタカー別で大人1人当たり税込み2700円から。北部コースは、ホテルでレンタカーを借りたり、再びバスで那覇空港に戻ったりできる。一括交付金を使った観光2次交通機能強化事業の一環。