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  • 沖縄銀行の支援で嘱託社員2人が司法試験に合格した
  • 受験者を一定期間雇用し支える事業で、8年で12人合格
  • 給与を得ながら約半年は「自宅待機」で勉強に専念できる

 沖縄銀行(玉城義昭頭取)の嘱託社員で琉球大学法科大学院の卒業生、郷原隆さん(28)、下地聡子さん(27)が8日、司法試験に合格した。学生を一定期間雇用し、学業を経済的に支える同行の「リーガル・アシスタント」事業の支援を受けた。

司法試験に合格した(左から)郷原隆さん、下地聡子さん、沖銀リスク管理部の徳田安智部長=沖縄タイムス社

 沖銀は2007年11月から司法試験に挑戦する琉球大学法科大学院の卒業生を嘱託で採用し、受験勉強を支援する同事業をスタート。11月から翌年5月の司法試験までは給与を得ながら「自宅待機」で勉強に専念することができ、試験後は同行の法務部門で実務を学ぶ。

 今回を含め8年間で18人を採用し、12人が合格。来年度の募集も行っている。

 郷原さんと下地さん、同行リスク管理部の徳田安智部長が9日、沖縄タイムス社を訪れ、成果を報告。2人は「全国的にもあまり例がない制度。受験生にとって書籍購入や受験費用など経済的負担は大きい。支えていただき、感謝している」と述べた。