シーズン開幕前とはいえ、新チームの初戦はほろ苦い結果となった。昨季のNBL準優勝のトヨタ自動車アルバルク東京に19点差の完敗。力の差を見せつけられた。

琉球キングス-トヨタ自動車アルバルク東京 第2Q、キングスの岸本隆一が46点目を決める=沖縄市体育館(伊藤桃子撮影)

 前半は、岸本隆一が3点弾とドライブシュートを決め、ドゥレイロン・バーンズや津山尚大も果敢にリングへアタック。ボールを回した速攻も決まるなど互角に渡り合い、50-51で折り返した。しかし後半、岸本が「足が止まってしまった」、津山も「単調なシュートになった」と振り返るように、相手守備を崩せない一方で、自分たちの守備を崩され、みるみる点差を離された。内に切り込む攻撃はほとんどなくなり、外からのシュートはリングに弾かれた。

 スコアを見れば完敗。それでも岸本は、「スコアほどの差は感じなかった」と言う。昨季のプレシーズンマッチとは違い、日本代表候補の田中大貴らベストメンバーがそろうトヨタとの真っ向勝負で、手応えがあった様子。「昨年より戦えた。現チームのやろうとしている形は見えた」と伊佐勉監督。日本トップチームとの対戦に、確かな収穫を見いだした。(勝浦大輔)