沖縄海邦銀行(上地英由頭取)は11日、糸満支店で保管している総合振込依頼書の2010年1月から3カ月分を紛失したと発表した。依頼書に記載されている顧客数は576件。同行は誤って廃棄された可能性が高いとし、文書を本部で集中管理するなどの再発防止策を取った。

 依頼書には氏名や電話番号、銀行名、口座番号、取引金額などが載っている。

 今年1月、国税事務所の税務調査で提出を求められて紛失が発覚。支店内を探したが、見当たらなかったという。総合振込依頼書は10年間の保管が義務づけられている。

 同行は、顧客や第三者からの問い合わせや不当要求などがないため、廃棄業者に引き渡したかシュレッダー処理されたとみており、外部への情報漏えいの可能性は低いとしている。

 同行は「深くおわび申し上げます」とした。