【糸満】8月に100歳の誕生日を迎えた豊里ヨシさん(糸満市阿波根)は市の地域デイサービスの参加者中最高齢で、グループを盛り上げる中心人物。90や80代の後輩を「まだ子ども」と呼び、グラウンドゴルフでも元気よくクラブを振るなど、100歳にして若々しさをアピールしている。

グラウンドゴルフでホールインワンを決め、笑顔を見せる豊里ヨシさん=11日、糸満市阿波根

 長寿の秘密を「何でも一生懸命取り組むこと」ときっぱり。幼少のころ篤農家のもとに養子に出され、日々製糖の手伝いをしたことが、現在の健康体の原点になった。

 背筋を伸ばし、早足で歩くことを習慣にしている。「一度つえを使ったら、頼り切ってしまうことが心配。自分で自分を育てないとね」と、自力で歩くことにこだわりを持っている。

 子ども7人に孫17人、ひ孫18人と玄孫(やしゃご)2人に恵まれた。三枚肉が大好きで毎日規則正しい食事を取り、夕方に近くの商店まで散歩をすることが日課だが「一番楽しみなのは温泉だねえ」と顔をほころばせる。

 今でも年に1度、飛行機で子や孫の住む名古屋に出かけて温泉につかる。同居する長男の友徳さん(72)は「いつまでも子ども扱いされますよ」と苦笑いする。ヨシさんは「いやなことがあれば、すぐ気持ちを切り替える。悩み事なんかありませんよ」と笑った。