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2017沖縄タイムス十大ニュース 1位は・・・

2017年12月24日 22:00

 沖縄タイムス社は2017年の県内十大ニュースを選定した。名護市辺野古の新基地建設では護岸工事が始まり、相次ぐ米軍機の事故に反発が広がった。現職副知事の教員採用試験を巡る口利き疑惑や少年らが「集団自決(強制集団死)」現場のチビチリガマを荒らした事件は県民に衝撃を与えた。沖縄戦研究、政治家として活躍した大田昌秀元知事は鬼籍に。一方でボクシングの比嘉大吾選手やゴルフの宮里優作選手らの活躍に県民は大いに沸いた。一時代を築いた宮里藍さんや安室奈美恵さんの引退宣言は驚きと同時に、惜しむ声が相次いだ。

牧草地で炎上し、大破した大型輸送ヘリCH53E=10月12日午後、東村高江(小型無人機から)

辞任会見で記者の質問に答える安慶田光男氏=1月23日午後、県庁

現役最後となるエビアン選手権の最終ラウンド、1番でティーショット後、ギャラリーの声援に応える宮里藍=9月日、エビアン・リゾートGC(共同)

通算アンダーで今季最多の4勝目を挙げ、初の賞金王に輝いた宮里優作=12月3日、東京よみうりCC

多くの観光客でにぎわう国際通り=9月8日、那覇市松尾

平和の礎の刻銘作業を視察する県知事当時の大田昌秀さん=1994年12月13日、糸満市西崎

壕内で地面に放り出され、散乱した千羽鶴=9月12日午後、読谷村波平・チビチリガマ

トマ・マソン(右)をKOで下し、初防衛に成功した比嘉大吾=10月22日、東京・両国国技館

当確を決め、支持者と喜ぶ、1区の赤嶺政賢氏(前列左から4人目)=月22日午後時、那覇市おもろまちの選対事務所

人間国宝認定記念公演の幕開けで器楽合奏「瑞雲」を披露する比嘉聰さん=11月1日、浦添市・国立劇場おきなわ

16勝を挙げ、パ・リーグ最多勝に輝いたソフトバンクの東浜巨投手=9月16日、メットライフドーム

牧草地で炎上し、大破した大型輸送ヘリCH53E=10月12日午後、東村高江(小型無人機から) 辞任会見で記者の質問に答える安慶田光男氏=1月23日午後、県庁 現役最後となるエビアン選手権の最終ラウンド、1番でティーショット後、ギャラリーの声援に応える宮里藍=9月日、エビアン・リゾートGC(共同) 通算アンダーで今季最多の4勝目を挙げ、初の賞金王に輝いた宮里優作=12月3日、東京よみうりCC 多くの観光客でにぎわう国際通り=9月8日、那覇市松尾 平和の礎の刻銘作業を視察する県知事当時の大田昌秀さん=1994年12月13日、糸満市西崎 壕内で地面に放り出され、散乱した千羽鶴=9月12日午後、読谷村波平・チビチリガマ トマ・マソン(右)をKOで下し、初防衛に成功した比嘉大吾=10月22日、東京・両国国技館 当確を決め、支持者と喜ぶ、1区の赤嶺政賢氏(前列左から4人目)=月22日午後時、那覇市おもろまちの選対事務所 人間国宝認定記念公演の幕開けで器楽合奏「瑞雲」を披露する比嘉聰さん=11月1日、浦添市・国立劇場おきなわ 16勝を挙げ、パ・リーグ最多勝に輝いたソフトバンクの東浜巨投手=9月16日、メットライフドーム

①基地に翻弄、怒る県民 米軍事故多発 進む辺野古工事

 2017年は、米軍機による事故やトラブルが相次いだ。10月には東村高江の民間地で普天間飛行場所属のCH53E大型輸送ヘリが炎上、12月には宜野湾市の普天間第二小学校の校庭に同型機が窓を落下させ、県民に大きな衝撃を与えた。また、名護市辺野古の新基地建設では沖縄防衛局が埋め立ての第1段階となる護岸工事に着手。基地問題に翻弄(ほんろう)された1年だった。

 昨年12月の名護市安部でのMV22オスプレイ墜落事故の記憶が新しい今年1月、うるま市伊計島の農道に普天間所属のAH1Z攻撃ヘリが不時着。以後、久米島や石垣島などの民間空港へのオスプレイの緊急着陸が相次いだ。

 さらに12月に入り、宜野湾市内の保育園の屋根でCH53ヘリの部品が見つかった翌週、普天間第二小で児童が体育の授業を受けている運動場に重さ約8キロの窓が落下。大惨事につながりかねない事故に、県民は強く反発した。県によると米軍機による事故、トラブルは28件に上った。

 一方、政府が普天間飛行場の移設先としている辺野古では新基地建設工事が新たな段階に入った。4月、防衛局は辺野古崎北側の「K9」護岸建設に着手し、辺野古漁港側の「N5」「K1」の建設も始めた。防衛局は石材を大量に運搬するため、国頭村奥港や本部町本部港からの海上搬送も開始し、港の使用を許可した県などへの反発もあった。

②安慶田副知事が辞任

 2015年の教員採用試験で特定の受験者を合格させるよう県教育委員会に働き掛けていた疑いがあると沖縄タイムスが報じ、安慶田光男副知事(当時)が1月23日、疑惑を否定したまま辞任した。県三役が不祥事で引責辞任するのは県政史上初。翁長雄志知事の右腕として米軍基地問題の政府交渉を担ってきた安慶田氏の辞任は、県政運営に痛手となった。

 県側は当初、疑惑を否定したが、諸見里明前教育長が「受験番号などのメモを渡された」などと県教委の調査に回答したことから事態は一変。ほかの幹部からも裏付け証言があり、県教委は疑惑を事実認定した。

 9月になり、平敷昭人現教育長も、16年試験で安慶田氏から「何とかならないか」と働き掛けを受けていたことを認めた。これらの証言を踏まえ、県の第三者委員会も「口利きがあった可能性が高い」と結論付けた。教育庁幹部人事を巡る疑惑についても「不当介入があった」と断定した。

 安慶田氏は諸見里氏の証言を「作り話」とし、名誉毀損(きそん)で刑事告訴したが不起訴に。現在は民事訴訟で争われている。

 疑惑を機に、県教委は口利きを受けた場合の取り扱い要綱を策定。県も近く再発防止策をまとめる予定だ。

③藍さん引退 兄優作さんは賞金王

 宮里きょうだいがゴルフ界の話題をさらった。女子で元世界ランキング1位の宮里藍さん(32)=東村出身=が9月に現役を引退した。一方、男子では兄の宮里優作選手(37)がツアー4勝を挙げ、県勢で男女通じて初の賞金王に輝いた

 藍さんは2003年の東北高時代にアマチュアでツアー優勝を果たすなど、女子ゴルフに旋風を起こした。06年から米ツアーに本格参戦し、09年にエビアン選手権で米ツアー初優勝。155センチと小柄ながら、パットなど小技を武器に日米両ツアーで通算24勝。5月に引退の意向を発表し、国内外のファンや名選手らに惜しまれながら9月のエビアン選手権で幕を下ろした。

 優作選手は最終戦の日本シリーズJTカップで今季ツアー最多となる4勝目を挙げ、年間獲得賞金約1億8283万円で、それまでトップだった小平智選手を逆転。選手会長としての賞金王は初めて。賞金王に加えて平均パット数で1位となるなど、日本ゴルフツアー機構(JGTO)の年間表彰で5部門を受賞した。

namie amuro Final Space 沖縄8/2(木)~9/16(日)

 

沖縄県出身歌手、安室奈美恵さんの四半世紀の軌跡をたどる展示会「namie amuro Final Space」が8月2日から引退する9月16日まで、沖縄市のプラザハウスショッピングセンター3階で開催されます。沖縄タイムス社などの主催で、タイムス社の創刊70周年記念事業の一環。

展示会は東京、大阪、福岡、沖縄の4都市同時開催で、各会場とも異なるテーマ設定や展示で、安室さんの歌手生活のファイナルを彩ります。

>> 安室奈美恵展:日程、チケットなど詳細
 


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