沖縄県の翁長雄志知事が14日に表明した新基地建設をめぐる埋め立て承認の取り消しについて、沖縄タイムスのツイッター上で賛否の意見を呼び掛けたところ、同日午後5時までにメールで14通が寄せられ、リツイートは95件に上った。また、HP上で掲載した取り消し表明を伝える号外には、同時間までに1870件のツイートがあるなど、関心の高さがうかがえる。

賛否の意見を呼び掛けた沖縄タイムスのツイッター

 紙面に掲載可とするメール14通のうち、知事の表明を評価したのは10通だった。評価するメールには「表明を支持する」「待ってました」などと翁長知事へのエールが並ぶ。

 辺野古の海で新基地建設に反対する抗議船の船長は「この日をどれほど待ち望んでいたことか。何としても工事を止めなければと、海でも陸でも必死に闘ってきた。ようやく…と感無量」などとつづり、今後については「新たな闘いの始まりだと、皆、腹をくくっている。これからも知事とともに、民意を背に止めるだけだ」と決意を示した。

 県外からのメールもあった。国会前の安保法案反対行動に行く前にメールしたという東京の女性は「国との正面対決となり、知事と県民の苦しい闘いになるでしょう。本土の人間である私は本土でできることを精いっぱいやります」と書き込んだ。

 一方、知事判断に批判的なメールも4通あった。那覇市在住の40代の男性は「翁長さんの確固たる揺るぎない姿勢は人として尊敬するが、県知事としては評価できない。仲井真前知事は嫌われ役を覚悟して沖縄の将来を良くしようと導いた」と指摘。

 県外の大学生は「表明は残念。なぜ反対するのか。米軍が沖縄から撤退すれば、中国が攻めてくるのは尖閣問題を見ても明らかだ」とし、新基地建設に反対する行動や報道を批判した。