【宜野湾】翁長雄志知事による埋め立て承認取り消し表明について、宜野湾市の佐喜真淳市長は14日、同市役所内で記者団に「政府と県がしっかり協議してもらいたかった。取り消し表明は残念でならない」と述べた。

記者の質問に答える宜野湾市の佐喜真淳市長=14日午後、宜野湾市役所

 佐喜真氏は「(米軍普天間飛行場の)固定化の懸念や危険性の除去について発信が知事からなかった」と指摘。その上で知事に対し「普天間飛行場の1日も早い返還に向けたプロセスをぜひ示してほしい」と不満を述べた。

 さらに「普天間の(返還)問題が辺野古の(新基地建設)問題になっているのではないか」とし、知事は「原点に立ち返ってほしい」と強調した。

 同飛行場の返還と代替施設の県内建設を盛り込んだ1996年のSACO合意を基本にすべきだとの考えを重ねて示したものだ。