【東京】中谷元・防衛相は15日午前の閣議後会見で、沖縄県名護市辺野古への新基地建設をめぐり、集中協議終了直後に作業を再開した国の姿勢を「強権的ではないか」と問われ、「政府は手続きに従い工事に着手している」と述べ、問題ないとの認識を示した。

 また、辺野古以外を模索するのは「また再検討となると5年も、10年もかかる。普天間の危険性除去を一刻も早く実現する意味で、地元の方々にも迷惑をかける」とし、危険性除去の観点からあらためて辺野古への新基地建設を進める考えを示した。

 埋め立て承認の取り消しに伴う県からの意見聴取には「取り消しの具体的な事由を精査し、法令の基準に照らしてどのように対応すべきか慎重に判断したい」と話し、沖縄防衛局が聴取に応じるか、明確な言及を避けた。