【石垣】石垣市議会(知念辰憲議長)は15日の9月定例会で、国連人権理事会で演説予定の翁長雄志知事に対し、尖閣問題の発言を求める意見書を賛成多数で可決した。

翁長雄志沖縄県知事の国連人権理事会における演説で、尖閣諸島の問題を取り上げることを求める意見書

 意見書では「中国による一方的な領有権の主張で、尖閣周辺海域での自由で安全な漁業活動が侵害され、人権侵害となっている」と指摘。「県民の人権を侵害している事実を県民の代表として主張しなければならない」と求めた。

 野党議員は、尖閣周辺の漁業自粛は政府が台湾側に一方的に漁場を譲った日台漁業協定が原因と指摘。来週、同市と台湾の蘇澳鎮が協力覚書を結ぶことから、「台湾側にも人権侵害と抗議するのか」と質問。

 提案者の砥板芳行市議は「協定は国と国との問題。地域間交流で抗議することはない」と応じた。