生後まもなく重い心臓病と診断され、早期の心臓移植が必要な翁長希羽(のあ)ちゃん(1)の父・司さん(39)、母・涼子さん(41)=沖縄県浦添市=や「救う会」の共同代表らが16日、沖縄県庁で会見し、米国への渡航費と手術に必要な3億2千万円への募金協力を呼び掛けた。「救う会」は同日、募金振込先の金融機関の口座を開設。街頭でも募金活動を呼び掛けるという。

心臓移植を必要としている翁長希羽(のあ)ちゃん(救う会提供)

心臓移植を必要としている翁長希羽(のあ)ちゃん(救う会提供)

 母・涼子さんの出身地の熊本県で生まれた希羽ちゃんは、生後15日目で「拡張型心筋症」と診断された。熊本で通院治療を続けていたが、ことし3月に容体が急変し大阪府の国立循環器病研究センターへ転院。4月に同センターで、小児人工心臓を装着する手術を受け、現在も入院している。

 費用の内訳は、コロンビア大が示したデポジット(入院保証金)2億3800万円のほか、渡航費5600万円に諸経費が加わる。渡航時にチャーター機を手配する必要があるため、高額になった。

 母親の涼子さんは「元気になった娘を沖縄で育てることが願い。移植は一筋の光で、娘に生きるチャンスを与えてほしい」と涙ながらに訴えた。

 「のあちゃんを救う会」の問い合わせは事務局、電話098(860)7607。ホームページはhttp://noaonaga.com