【竹富】竹富町議会(新博文議長)は17日の9月定例会最終日で、議員提案の「竹富町役場の位置についての意思を問う住民投票条例案」を全会一致で可決した。同条例では、役場内の手続きを経た後の施行日から60日以内に投票を実施すると定めており、早ければ年内にも住民投票が実施される。

竹富町役場=石垣市美崎町

 町役場は現在、石垣市にあり、老朽化から移転か建て替えが検討されている。

 有識者でつくる「新庁舎建設のあり方検討有識者委員会」は7月、「西表島に本庁舎を移転。石垣市に支所を設置し、各島の出張所機能を強化することが望ましい」と提言している。

 川満栄長町長は当初、来年2月までの実施を想定していたが、議員から「早めの実施が望ましい」との声が上がり、議員有志が最終日に急きょ、条例案を提出した。

 条例では投票用紙の様式も示し、町役場の位置について「石垣市内」「西表島・大原」のどちらかに○を記載する方式を取った。川満町長は「有識者委員会や町の考えを住民にしっかりと説明した後、早めに実施したい」と語った。