繁殖期以外は広大な海上で生活するシロハラミズナギドリ1羽がこのほど、沖縄県名護市の屋我地島で放鳥された。

山岸真貴さんの手から、元気に羽ばたくシロハラミズナギドリ=11月24日、名護市屋我地島

 11月18日、名護バスターミナル近くの階段下でうずくまっているところを小学生に保護された。名護博物館友の会会員によってヤンバル動物診療所に運ばれ、手当てを受けていた。診療所の獣医師、山岸真貴さんは「傷の程度は軽く、比較的元気だった」と話した。

 屋我地地区鳥獣保護官の渡久地豊さんによると、全長は30センチ、翼を広げると60〜70センチと標準的な大きさ。「小笠原方面から迷い込んだものと思われる。沖縄や陸上で見ることはない珍しい鳥」と説明した。 インターンシップで博物館を訪れていた名護中2年の大城琉志さん、大城留斗さん、比嘉亜美さんも、学芸員の村田尚史さんと共に放鳥に立ち会い、シロハラミズナギドリが海風を受けて飛び立つ様子を見送った。(島袋仁明通信員)