【南城】島尻消防、清掃組合消防本部(津波古充也消防長)は26日、沖縄県内消防で初となる小型無人機「ドローン」の導入報告会を開いた。障害物を避けて飛んで要救助者を探索したり、高度140メートルから南城市玉城地域の広範囲の映像を映し出したりするなどの機能を公開した。

高度140メートルまで上昇し、南城市玉城の広範囲の映像を映し出したドローン=26日、南城市玉城・島尻消防、清掃組合消防本部

県内消防で初めて導入したDJI社製のドローン「インスパイア1」

2人一組でドローンやカメラを操作する職員ら

高度140メートルまで上昇し、南城市玉城の広範囲の映像を映し出したドローン=26日、南城市玉城・島尻消防、清掃組合消防本部 県内消防で初めて導入したDJI社製のドローン「インスパイア1」 2人一組でドローンやカメラを操作する職員ら

 同本部管内の南城市と八重瀬町では人が立ち入ることの難しい山や川、海などが多く、災害発生時に行方不明者の捜索に役立てることを目的に導入を決めた。

 ドローンはDJI社製の「インスパイア1」で飛行距離は2キロ、高度500メートルまで飛ぶことができ、7倍ズームのカメラを搭載している。迅速な捜索や事故防止のため、ドローン本体と搭載カメラの操作は2人の職員で分けて行う。

 操縦士は現在6人。来年3月中旬の運用開始を目指して1日1時間程度の訓練を始めており、最終的には全職員が操縦できるようにするという。県内初導入ということもあり、モデルケースとして災害時のガイドラインの策定も急いでいる。

 津波古消防長は「管内の住民が安心して生活できるよう、サポートしていきたい」と語った。