【多良間】国指定重要無形民俗文化財「八月踊り(多良間の豊年祭り)」が旧暦8月8日の20日、多良間村仲筋の土原(んたばる)御嶽で始まった。住民総出で組踊や古典踊り、民俗踊りなどが披露され、見物人をくぎ付けにした。

2時間を超える組踊の大作「忠臣仲宗根豊見親組」の一場面。幕が変わるたびに大きな拍手が湧いた=20日、多良間村仲筋

 八月踊りは税の完納報告とお礼、豊年祈願のために始まったとされ、島の一大行事。この日は仲筋字会の舞台。島外から多くの見物人が訪れ、出演者に熱視線を送っていた。

 同会の垣花満会長は「島外からの励ましも受けて演じることができている。きちんと継承していくことを約束する」とあいさつ。同村の美里泰秀さん(72)は「住民の演技が素晴らしい。子どもたちも堂々として見事。孫と一緒に見るのが楽しみ」と話していた。八月踊りは22日まで。