沖縄県の座間味島の南東約1キロの海域で27日午前11時ごろ、今シーズン初めてザトウクジラ1頭が確認された。「冬の使者」の到来で、座間味島ではホエールウオッチングの季節が本格的に始まった。

尾びれを見せて泳ぐザトウクジラ=27日午前11時ごろ、座間味島の南東約1キロ沖

 ザトウクジラは例年この時期、繁殖活動のためカムチャツカ半島付近から訪れる。2~3月をピークに、4月上旬ごろには北に戻るという。

 村ホエールウオッチング協会理事の宮城清さん(57)によると、今回確認したのは昨年生まれた若いクジラで体長7メートルほど。同じ場所をゆっくりと回遊していたという。宮城さんは「無事に帰ってきてうれしい」と喜んでいた。