退役軍人団体「ベテランズ・フォー・ピース」のエドワルド・ハインリック・サンチェスさん(53)とダグラス・ラミスさん(79)が21日、名護市辺野古のキャンプシュワブ・ゲート前を訪れ、平和のメッセージが書かれた旗を、市民に贈った。11月までに、同組織の琉球沖縄支部をつくる計画だという。

米軍の退役軍人らでつくる「ベテランズ・フォー・ピース」のエドワルド・ハインリック・サンチェスさん(右)とダグラス・ラミスさん(中央)。寄せ書きを贈られた中村司さん=21日、名護市辺野古・キャンプシュワブゲート前

 旗は、8月に米サンディエゴで開かれた同団体の集まりで、会員に寄せ書きしてもらったもので、沖縄で書いてもらった分を含め、メッセージ数は100を超える。「基地で働く米兵にこそ伝えたい」と、ゲート前の入り口対面に掲示した。

 エドワルドさんは「今、沖縄と日本の間で起こっていることを、基地内や外国の人は知らない。支部をつくり、オンラインで海外へ現状を発信したい」と話した。

 旗を受け取った、県統一連代表幹事の中村司さん(66)は「知事のアメリカへの訴えが広がる可能性がある。うれしいことだ」と期待を寄せた。

 同組織は30年前に発足。200支部があり、会員は約8千人。顧問にはオリバー・ストーンさん、オノ・ヨーコさん、大田昌秀さんらが名を連ねる。