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  • オリオンビールが今帰仁村の旧梯梧荘にリゾートホテル建設を計画
  • 縄文時代の住居跡や貝塚など埋蔵文化財が敷地面積の4割を占める
  • 文化財保護で調整し来年3月までの基本合意と2019年開業を目指す

 オリオンビール(沖縄県浦添市、嘉手苅義男社長)が今帰仁村与那嶺の旧梯梧(でいご)荘にリゾートホテル建設を計画していることが23日、分かった。敷地購入に向け、同村と最終交渉を進めている。敷地内にある埋蔵文化財の保護について調整し、来年3月までに基本合意する方針。2019年の開業を目指している。

オリオンビールがホテル建設を計画している旧梯梧荘=15日、今帰仁村与那嶺

オリオンビールがホテル建設を計画している旧梯梧荘=15日、今帰仁村与那嶺

 敷地面積は3万2628平方メートル。旧梯梧荘の建物は取り壊し、新たにホテルを建設する。

 敷地面積の4割に当たる1万3千平方メートルに縄文時代の住居跡や貝塚などの埋蔵文化財がある。建物を建設する場合は記録保存調査が必要になる可能性もある。

 梯梧荘は公立学校共済組合沖縄支部が保養施設として1977年に開業。利用者の減少で2008年に閉鎖され、10年に同村が買い取った。

 同村はことし3月に敷地の利用者を公募。5月にオリオンビールを優先交渉者に決めた。

 オリオンビールの担当者は「計画はあるが、まだ決定ではない。文化財は守っていきたい」としている。(照屋剛志)