正月の帰省を利用した一足早い成人式が2、3の両日、沖縄県竹富町内の島々で開かれた。3日は西表島2地域と波照間島であり、晴れ着に身を包んだ新成人たちを地域挙げて祝福。小規模校で一緒に育った仲間らと再会を喜び、家族や地域への感謝を胸に大人の責任を新たにした。

仲間との記念撮影で笑顔を見せる西表島西部の新成人たち=3日、竹富町上原・中野わいわいホール

 西表島西部の中野わいわいホールであった式には新成人8人が参加し、200人余の住民が門出を祝った。獅子舞や創作ダンスなど子どもから大人まで手作り感あふれる余興が舞台を盛り上げ、新成人も感謝の思いを込めて歌を披露した。

 成人代表は、京都の大学に通い設計士を目指す真謝美帆さん(19)。島の思い出を振り返りながら地域や友人、家族に感謝し「この気持ちを思いやりの心に変えて、この島と支えてくれた皆さんにお返しするとともに、自覚を持って自分を磨き精進したい」と述べた。

 同島東部の離島総合センターで開かれた式には7人が参加。京都の芸術大学に通う屋宜初音さん(20)が成人代表で感謝の言葉を述べ「ゆっくりと成熟した大人に成長していこうと思う。まだまだ未熟な私たちですが、今後も温かく見守ってほしい」とあいさつした。