豊見城市真玉橋団地自治会の「獅子舞・道ジュネー」が1日にあり、獅子を先頭に約1時間半かけて区内を練り歩き約120世帯400人の健康や豊かな生活を願った。行事の継続を願って獅子の口におひねりを入れる住民も多く、厄よけにと獅子に頭をかんでもらった幼児は「怖い」と泣きべそをかいて母親に助けを求めていた。

厄よけに頭をかもうとした獅子に驚いて泣きべそをかく幼児=1日、豊見城市の真玉橋団地自治会

 同団地は、沖縄が日本復帰した1972年直前に傾斜地を開発した一戸建ての住宅地。入居者が高齢化したことから活性化を願って、97年に自治会青年部を結成。集会所に獅子頭があったことから「元日に獅子舞をやろう」と2001年に始まった。

 ドラやパーランクーが響く中、獅子2頭が集落内を行進。坂道のあちこちで区民が待ち受けて写真撮影し、道ジュネーする青年や子どもたちと住民とのおしゃべりの輪が広がった。以前は獅子舞もあったが現在は行われていない。

 厄よけにと獅子に長男・星汰ちゃん(2)をかんでもらった来住(らいじゅう)正太さん(38)、郁愛(いくえ)さん(32)夫妻は「元気に育ってもらいたくてお願いした。地域の行事も少なくなっているので続いてほしい」と話した。

 宮城春信自治会長(73)は「道ジュネーに参加した青年部や子ども会が活躍する年になってほしい」と喜んだ。