琉球ガラスの名工、稲嶺盛吉展「滄海そうかいの輝き」(主催・宙吹ガラス工房「虹」、共催・沖縄タイムス社)が25日午前、那覇市久茂地のタイムスギャラリーで開幕した。30日まで。午前10時~午後6時。入場無料。

稲嶺盛吉さんの作品を手に取り鑑賞する来場者=25日午前10時すぎ、那覇市久茂地・タイムス2階ギャラリー

 県内では7年ぶりの個展。大皿や花器などの大作から、グラスやとっくり、おちょこなど300点が並び、朝早くからファンが大勢駆け付けた。

 オープニングセレモニーで稲嶺さんは「廃品のガラスがいろんな表情に生まれ変わっていく。海を感じ取りながら作品を見て頂きたい」とあいさつした。

 沖縄タイムス社の豊平良孝社長は「琉球ガラス工芸の頂点に立ち、今なお新たな作品を生み出そうと果敢に挑戦される稲嶺氏の作品展を定期的に開催できることは大変喜ばしい」と感謝した。

 稲嶺さんは1989年沖展会員になり、94年「現代の名工」に認定。国内外で受賞歴も多く、高い評価を得ている。