沖縄県教育庁は25日、家庭学習の時間確保や心身の負担軽減のため、部活動(スポーツ少年団活動含む)の休養日を小学校は週に3日以上、中学校は平日に1日以上設けるよう各市町村教委や学校向けに提言した。これまでは小中を区別せず「週1日」としていたが、さらに踏み込んだ。各教育事務所を通じて通知される。

部活が盛んな沖縄。県教育庁は小学校で週3日以上の休養日を設けるよう提言した

 沖縄では部活が盛んな半面、過剰な練習が部活離れや勉強の妨げを招いているとの指摘もある。このため通知では「スポーツ障害やバーンアウト(燃え尽き症候群)防止のためにも確実に休養させる」と明記。終了時刻を厳守してめりはりを付け、部活の加入率向上も目指すことを盛り込んだ。

 毎月第3日曜日「家庭の日」の休養や、中学校については定期テスト前に1週間の部活停止期間を設けることも引き続き求める。

 学力向上推進室は「提言を実行に移すため、教員や指導者、保護者らで定期的に話し合いを持ってほしい」と話している。

 そのほか通知では、朝食を必ず取ることやゲーム、テレビの時間を家庭で決めることも求めた。(伊禮由紀子)