強い台風21号は26日午後9時現在、沖縄の南にあり時速15キロで西北西に進んでいる。今後勢力を強め、27日には「非常に強い」台風になり先島諸島へ近づく見込み。沖縄気象台によると、27日は県全域で強風が吹く。28日未明から早朝には宮古島地方、石垣島地方、与那国島地方が暴風域に入るとしている。

 中心気圧は955ヘクトパスカルで中心付近の最大風速は40メートル、瞬間最大風速は55メートル。気象台の担当者は21号の特徴を「周囲に高気圧があり気圧の傾きが大きいことから、暴風域や強風域の外側でも強い風が吹いている」として早めの対策を呼び掛けている。

 空や船の便にも影響が出た。船便は26日、本島航路と先島航路など計50便が欠航となった。沖縄旅客船協会によると、台風が接近する27日も欠航が相次ぐ見通し。各社とも同日午前に正式に決定する。空の便は27日の午後5時以降に宮古、石垣、多良間、与那国空港を発着する便が遅延や欠航、条件付き運航になる可能性があるとしている。