大戦時、苦渋の選択を迫られるノルウェー国王の3日間の物語。

「ヒトラーに屈しなかった国王」の一場面

 1940年4月9日、ノルウェーにドイツ軍が侵攻。圧倒的軍事力で占領されていく中、ヒトラーの命を受けたドイツ公使は国王との謁見(えっけん)を要求し降伏を迫る。ノルウェーで最終決定権は政府にある事を承知しつつ、自分が国民の投票によって選出された事を重く受け止め、法と国民に仕える国王としての選択をする。

 ノルウェーといえば2017年の世界幸福度ランキング1位ぐらいの知識しかないが、映画で知るこの国の歴史は興味深い。果たしてその決断は国民に受け入れられたのかといぶかしんだが、終戦後も国民の信頼と尊敬を集めたというから国民納得の決断だと知る。その是非は誰を思っての決断かという事だろう。(スターシアターズ・榮慶子)

 ◇6日からシネマパレットで上映予定。