満月の下で、中国の冊封使をもてなした宴(うたげ)を再現する首里城公園「中秋の宴」が26日夜、2日間の日程で開幕した。

月明かりが照る中、大勢の人の前で舞踊や組踊が披露された「中秋の宴」=26日午後、那覇市・首里城公園(伊藤桃子撮影)

 首里城正殿前の御庭特設ステージでは、人間国宝の城間☆(徳の心の上に一)太郎さん、西江喜春さん、照喜名朝一さんが独唱、宮城能鳳さんが舞踊を披露した。県立芸術大学琉球芸能専攻の学生も演舞を行い、多くの人々が琉球王朝の文化と歴史に触れた。

 会社の同僚と訪れた新崎円香さん(32)=那覇市=は「雨も晴れ、きれいな月と夜の首里城を見ることができた」とうれしそうに話した。

 27日は琉球舞踊や組踊の演目、本年度の首里城公園行事に参加する国王と王妃の公開選出大会がある。