沖縄県は5日、翁長雄志知事が10日から在沖米海兵隊の移転先である米領グアムを訪問すると発表した。アンダーセン空軍基地などを視察し、グアム移転に向けた施設の建設状況などを確認する予定。カルボ知事とも会談し、グアム移転の着実な実施に理解を求める考えだ。

翁長雄志知事

 翁長氏が就任後、グアムを訪問するのは初めて。県は外務省を通して、沖縄から移転する海兵隊の揚陸支援機能などを整備している海軍基地・アプラ港など島内4カ所の基地視察を要請している。

 日米両政府は2012年、沖縄の基地負担軽減を目的に、沖縄に駐留する海兵隊のうち、実戦部隊を含む約9千人の兵士をグアムやハワイへ分散移転する計画で合意。グアムには、戦闘力の主軸である第4海兵連隊と補給部隊など4100人が移転する計画だ。

 両政府はグアム移転を辺野古移設の進展とは切り離し、20年代前半に始めることを確認している。