那覇市の特産品やイベントなどの観光資源をキャラクターにした土産品開発が進んでいる。キャラクターは7種類で、絵本作家のしろませいゆうさんがデザイン。うちな~噺(はなし)家志ぃさー(本名・藤木勇人)さんが創作落語で、それぞれに個性を持たせストーリーを描く。那覇市に拠点を置く6社が商品パッケージやホームページなどに活用し、土産品と観光資源を同時に売り込む。

なはのまぐろ

なははーりー

うふしーさー

なはのまぐろ なははーりー うふしーさー

 キャラクターは市魚に制定されているマグロや琉球泡盛の特産品に加え、那覇ハーリーや那覇大綱挽(ひき)のイベント、龍柱と、うふシーサーの観光スポット、市蝶(ちょう)のオオゴマダラの7種類。しろませいゆうさんが水彩画でデザインした。

 創作落語では、個性豊かなキャラクターたちが那覇市の土産品を作り出す会議を開くという設定。主張をぶつけ合いながらも、那覇市のために良い土産品作りに取り組んでいく。

 沖縄物産企業連合、久米仙酒造、オキネシア、琉球ぴらすなど那覇市に拠点を置く6社がキャラクターを使った土産品を3月までに開発する。泡盛やさんぴん茶、ちんすこうなどの商品パッケージに採用するほか、Tシャツやマグカップなどのグッズも展開する。

 デザインと創作落語で、キャラクターそれぞれに個性を持たせることで、那覇市の観光資源を身近に感じてもらい、土産品の売り上げ向上も狙う。

 2月6日には那覇市久茂地のタイムスビルで先行お披露目会を開催。志ぃさーさんの創作落語と共に新たな土産品を紹介する。

 那覇市の新商品開発事業をコンサルタント業のCSDコンサルタンツが受託した。同社の金城実宏常務は「土産品を別々に販売するよりもキャラクターを通して、まとめてPRすれば認知度は高まる。今後も土産品の種類を増やしていきたい」と述べた。(政経部・照屋剛志)