【糸満】県内三大綱引きの一つ「糸満大綱引」が27日、糸満ロータリーから白銀堂間の国道331号であり、約3万8千人(主催者発表)がニシカタ(北組)とフェーカタ(南組)に分かれて熱戦を展開した。結果は、北組が7分55秒で勝利し3連覇を果たした。通算成績は北組の36勝29敗4引き分け。

「ハーイヤ、ハーイヤ」と威勢のいい掛け声で綱を引く人たち=27日、糸満市(渡辺奈々撮影)

 五穀豊穣(ほうじょう)と大漁祈願、無病息災を祈る糸満大綱引は、旧暦八月十五夜に毎年開催する年中行事。制限時間は30分で、綱が一方に10メートル動いたら勝負が決まる。双方が一斉に引き合うのは数分間のみで、相手が引くときには綱に座って休み、疲れたころを見計らって引き返すのが特徴だ。

 糸満大綱引行事委員会の上原健市委員長は「台風の影響が心配だったが、例年よりたくさんの人が参加し、熱気ある綱引きになった」と喜んでいた。