非常に強い台風21号は28日午前、石垣島地方を暴風域に巻き込みながら西北西に進んでいる。石垣島と竹富島が昼過ぎ(正午~午後3時)に、与那国島は夕方(午後3時~6時)に最接近する見通し。沖縄気象台は暴風や高波への厳重な警戒、高潮や大雨による低い土地の浸水、河川のはん濫、土砂災害に警戒を呼び掛けている。

暴風が強まり、車の往来も少ない石垣市内=28日午前8時半、石垣市石垣

28日午前8時の台風21号の衛星画像(気象庁HPから)

台風21号の経路図(気象庁HPから)

暴風が強まり、車の往来も少ない石垣市内=28日午前8時半、石垣市石垣 28日午前8時の台風21号の衛星画像(気象庁HPから) 台風21号の経路図(気象庁HPから)

 石垣島地方は28日午前4時ごろ、暴風域に入った。与那国島地方もまもなく暴風となる見込み。

 石垣島地方には大雨(浸水害)・洪水・暴風・波浪・高潮警報と大雨・洪水・雷注意報、与那国島地方に暴風・波浪・高潮警報と雷注意報、宮古島地方に暴風・波浪・高潮警報と雷注意報が出ている。暴風警報発表中は公立学校は休校となる。

 石垣島で午前6時51分に36.4メートル、竹富町大原で午前2時25分に33.0メートル、下地島空港で午前5時37分に29.3メートルの最大瞬間風速を観測した。

 28日は日本トランスオーシャン航空(JTA)が那覇や羽田と宮古、石垣を結ぶ便など計32便、全日空(ANA)も那覇と宮古、石垣を結ぶ計26便の欠航を決めている。琉球エアーコミューター(RAC)は那覇と宮古、石垣、与那国を結ぶ便など計20便、ソラシドエアは那覇―石垣線など計4便が欠航する。

 沖縄電力によると28日午前7時現在、石垣市白保、登野城、名蔵で計約100世帯が停電している。

 台風は28日午前6時現在、石垣島の南約150キロにあって、時速約20キロで西北西に進んでいる。中心気圧は925ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートル。中心から半径150キロ以内は暴風域となっている。【タイムス+プラス編集部】