【沖縄】米軍牧港補給地区(キャンプ・キンザー)の倉庫群とキャンプ瑞慶覧のスクールバス関連施設の嘉手納弾薬庫知花地区(沖縄市)への移転について、桑江朝千夫市長は29日の沖縄市議会9月定例会の一般質問で「必要性は理解できる」と答えた。米軍基地を整理統合する今回の移転計画の実施は「県全体の振興、発展に資する」ことを理由に挙げた。

浦添市の米軍キャンプ・キンザー=2015年5月29日(本社チャーターヘリから撮影)

 一方、受け入れの是非は「本市の基地から派生する諸課題について今後、国や米側がどのように対処するのか注視したい」と述べ、言及を避けた。与党の島田茂氏の質問に答えた。

 報道各社に、桑江市長は「地域から出された課題をもう一度掌握しながら政府との交渉を進めていく」と説明。受け入れを判断するには、移転地域周辺の自治会から要望が上がっている交通渋滞の解消や河川の氾濫防止などの解決策と、「沖縄市の発展をどう考えているのかという部分」を国が提示する必要があるとの見解を示した。