沖縄デジタルコンテンツ産業振興協議会は11月に沖縄県内で開催する「沖縄ネクストクリエイターズフォーラム」に向けた第1回オープンセミナーを28日、那覇市内で開いた。スマートフォンの人気ゲームアプリ「パズル&ドラゴン(パズドラ)」などを開発・提供するガンホー・オンライン・エンターテイメントの橋本裕之社長室長がアプリ開発の裏側や、同社の運営体制などを紹介した。

「経営戦略はおもしろいゲームをつくること」と紹介した橋本裕之室長=28日、那覇市・KBC国際デンシビジネス専門学校

 橋本室長は「ガンホーはゲーム会社で、ゲームしか作れない。どれだけ経営戦略が優れていても、面白くないゲームを出したらおしまい」と語り、ゲーム制作に会社の全てを集結させている運営態勢を説明。

 橋本室長は「ライバルはゲーム会社ではなく、全てのエンターテインメント産業。娯楽に使える限られた時間を、テレビや映画、舞台などが奪い合っている」と指摘。ゲーム業界全体でゲームに使う時間を増やし、盛り上がっていくことが重要だと強調した。

 ゲームクリエイターを目指す人に「ゲームだけでなく、ゲーム以外の極上エンターテインメントも体験して、感性を磨いてほしい」と助言した。

 セミナーにはデジタルコンテンツ制作に興味のある学生や企業関係者ら約130人が来場。動画サイト「ニコニコ動画」を運営するニワンゴの杉本誠司社長も講演した。