2018年(平成30年) 6月20日

沖縄タイムス+プラス ニュース

米軍、不時着現場を「ボーローポイント」と表記 地元が首をかしげるその呼び方

 米軍普天間飛行場所属のAH1Z攻撃ヘリが不時着した現場について、在沖米海兵隊が防衛局を通じて沖縄県の読谷村や嘉手納町へ9日に出したプレスリリースの中で、40年以上前に全面返還された射撃場の名称「ボーローポイント」(Bolo Point)と表記していたことが分かった。

米軍ヘリ不時着現場の地図(沖縄県読谷村)

 読谷村役場に謝罪に訪れた沖縄防衛局の中嶋浩一郎局長に対し、當山宏嘉手納町長は「米軍は相変わらず自由に使っていい場所だと認識しているのではないか」と米軍の認識を疑問視。石嶺傳實読谷村長は「米軍には占領意識がある」と批判した。

 リリースのタイトルは「ボーローポイントでのAH1Z予防着陸」。文中では「ボーローポイントにある地元の敷地に予防着陸した」と記された。

 残波岬から南に広がる海岸沿いなどの地域がかつて米軍施設でボーローポイントと呼ばれたが、1973~77年にかけて返還。現在はホテルや住宅、民間施設、畑、一般廃棄物最終処分場などが点在する。

 「私たちでもほとんど使わない」(當山町長)という言葉を米軍が今回使ったことで、その認識を疑問視する両首長に対し、中嶋局長は「その表記については、私もちょっと…」と戸惑いの表情を浮かべた。

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