【浦添】キャンプ・キンザー沖の西海岸埋め立て計画を進める那覇港管理組合が1日、沖縄県、那覇市、浦添市の課長級を招いて「那覇港管理組合構成団体調整会議」を開き、組合としての独自の埋め立て案を複数提示したことが分かった。現行計画の見直しを求める浦添市が4月、物流用地を縮小した上でリゾート開発する浦添市案を提案した一方、組合側は物流用地を十分確保する必要があるとして独自案を練っていた。

 調整会議では、那覇港湾施設(那覇軍港)の移設予定地変更については触れず、キンザー沖の埋め立て開発のみが議題になった。4者は今後、再度集まって組合案について意見交換し、今月中に開催予定のワーキンググループで軍港移設問題と一体的に議論する。

 組合側は、経済界からの要望を背景に浦添埠頭(ふとう)地区で産業用地を確保したい立場。一方、浦添市は、同地区にクルーズ船バースや人工ビーチを造り人流港とする浦添市案を主張している。