【和歌山国体取材班】第70回国民体育大会「2015紀の国わかやま国体」第6日の1日、沖縄県勢は5競技に出場した。重量挙げ少年男子105キロ級の棚原幹善(沖縄工高)がスナッチ130キロ、ジャーク146キロのトータル276キロで準優勝した。同105キロ超級の宮城昌義(同)はトータル268キロ(スナッチ114キロ、ジャーク154キロ)の3位に入った。都道府県対抗の団体で、沖縄は93点で2位山梨に9点差をつけ、4年連続16度目の優勝を飾った。

4年連続16度目の団体優勝を果たした重量挙げの県選手団

 自転車少年男子ケイリンで、伊藤颯馬(北中城高)が6位に入った。

 ボクシングは各階級1回戦を行い、成年ライト級の上原大尊(芦屋大)、ウエルター級の金城大明(東洋大)、ミドル級の高江洲正達(同)がいずれも3-0のポイント勝ちで準々決勝に進んだ。

 カヌー少年男子カナディアンペア500メートルで神里大稀・山城勇也(沖水高)が準決勝に進んだ。

 第7日の2日、陸上競技が始まり、県勢は6競技に出場する。

■棚原、納得の2位 少年105キロ級

 少年男子105キロ級に登場した棚原幹善(沖縄工高)が6本の試技全てを成功させ、トータル276キロで準優勝を果たした。大舞台の雰囲気にのまれることなく、テンポよくバーベルを差し上げた高校2年生。「緊張しなかった。記録にも成功率にも、すごく満足している」と声を弾ませた。

 29日の62キロ級に出場し、スナッチで優勝した大城良太(豊見城高)の試技を目の当たりにし、刺激をもらった。「興奮したし、とてもやる気が出た」と振り返る。全3種目で日本高校記録を更新し、優勝した丸本大翔(岡山)には及ばなかったが、ほとんど表情を変えずにコーチ陣が指示する重量を着実にクリア。スナッチ2位、ジャーク3位に入った。

 得意のスナッチは130キロに成功。「課題が多い」と語るジャークでは146キロを差し上げ、全国の舞台でともに自己ベストをたたき出した。「団体優勝のための試技を心がけたが、自己記録を出せたのはすごくうれしい」と喜んだ。(花城克俊)