内閣府が主催する2017年度の「家族や地域の大切さに関する作品コンクール」の手紙・メール部門の中高生の部で、「ボクの家族」を書いた沖縄県宜野湾高校3年の知念駿さん(18)が最優秀賞に輝いた。知念さんは「家族が自分にくれた良い影響を、自分の言葉で素直に表現できた」と喜んだ。同コンクールでの最優秀賞受賞は県内で初めて。応募総数は1208点だった。

知念駿さん

 知念さんは両親、6歳上の兄の4人家族。皿洗いや洗濯など日常生活の一コマを通して、『そんなにゆるくはない僕の日々、家族なしではつまらない』と家族への愛情を表現。審査員は「家族の存在がいかに大切でいとおしいかをテンポよく語る完成度の高い作品だ」と講評した。

 活字に苦手意識があったという知念さん。高校2年の時に友人の影響で本が大好きになった。図書館にも頻繁に通い、エッセーや詩などを読み進めている。3年の国語の選択授業で、本格的に文章を書き始めた。

 卒業後は県内の大学に進学する。「将来、編集や広告に携わる仕事に興味がある。これからも本からいろいろなことを学んでいきたい」と意気込んだ。