沖縄県糸満市摩文仁の国立沖縄戦没者墓苑裏の山林や海岸沿いに長年放置された大量の不法投棄ごみ問題で、沖縄県などは27、28の両日、投棄が確認されている周辺7カ所のうち沖縄師範健児など2カ所で回収に着手する。県磁気探査協会や県産業廃棄物協会、自衛隊、金光教などから約400人のボランティアが参加する。

糸満市摩文仁に長年放置されている不法投棄のごみ(県提供)

 摩文仁の不法投棄は1960年代後半から約500メートルにわたって複数箇所で確認されている。行政主導の撤去作業は進まず、民間ボランティアらが手作業で回収せざるを得ない状況が続く。

 県は来年度にごみの総量調査を検討中で、予算措置が間に合わない本年度内はボランティアでできるところから回収を進める。