2017年の沖縄県内の飲酒運転摘発件数は前年比10%(186件)増の2042件で、7年ぶりに2千件を超えたことが10日、県警交通部のまとめで分かった。08年の2306件、10年の2239件に次いで、過去10年間で3番目に多かった。

県内の飲酒運転の摘発が7年ぶりに2000件を超えた

県内の飲酒運転の摘発が7年ぶりに2000件を超えた

 過去最も摘発が多かったのは1998年の1万5503件。その後は飲酒運転の厳罰化や「沖縄県飲酒運転根絶条例」に基づく各種施策の推進などによって減少傾向にある。

 しかし、14年以降、飲酒運転の摘発件数は年々増加。15、16年は東京や大阪といった大都市を抑えて、2年連続で全国最多。昨年12月だけで366件(速報値)の摘発があった。

 県内では17年(11月末現在)に飲酒運転絡みの人身事故も70件、飲酒絡みの死亡事故は5件発生。捜査関係者は過去のデータを元に、飲酒運転や事故の多い場所、時間帯で「これまで通り取り締まりを強化していく」と強調する。

 飲酒運転で摘発された場合は免許停止または免許取り消しとなり、罰金などによる経済的な負担も被る。県警は「飲酒運転は単なる交通違反ではなく、犯罪であるということを考えてほしい」と訴えた。