沖縄ツーリスト(OTS、東良和会長)は国際通り商店振興組合連合会と連携し、リストバンド型ICタグ「スマイルタグ」を活用した新サービスの提供と、外国人観光客を対象にした免税処理の簡素化策を12月に始める。総合事務局の地域商業自立促進支援事業の一環。

リストバンド型ICタグ「スマイルタグ」

スマイルタグをPRする沖縄ツーリストの石坂彰啓執行役員(中央)ら=2日、沖縄タイムス社

リストバンド型ICタグ「スマイルタグ」 スマイルタグをPRする沖縄ツーリストの石坂彰啓執行役員(中央)ら=2日、沖縄タイムス社

 スマイルタグは国内外の観光客に約2万本を用意、国際通りにある沖縄ツーリストの2店舗で配布する。利用者は県内八つの施設でポイントが付与され、たまったポイントは1ポイント1円で換金でき、買い物に利用できる。また無料ARアプリを利用してオリジナルキャラクターと遊べる仕掛けもある。

 また、国際通りの四つの組合と連携し、免税書類の作成が簡単にできるパスポートリーダーとスマイルタグ専用のタブレットをそれぞれ100台ずつ商店街の店舗に貸し出す。パスポートリーダーで1度読み取った情報はスマイルタグ専用のタブレットと連動し、国際通りの別店舗で買い物をしても、タブレットのある店舗ならタグをかざすだけで名前や生年月日などの基本情報が表示される。

 パスポートリーダーなど免税システムを導入できない小規模店舗にとっては設備費用を抑えながら外国人観光客の取り込みが可能になり、外国人観光客は手続きの簡素化でスムーズに買い物ができる。

 2日、沖縄タイムス社を訪問したOTSの石坂彰啓執行役員は「スマイルタグを活用し、地域と観光客が交流するきっかけになってほしい」と語った。