【浦添】この日をずっと待ってた-。プロ野球のヤクルトが14年ぶりの優勝を決めた2日、キャンプ地浦添市では、市役所中庭に設置された大型スクリーンを見詰めていた約150人が「やったぞ!」と立ち上がって大歓声。延長サヨナラでの劇的な勝利が決まると互いに抱き合いハイタッチ。浦添協力会のメンバーらが金色のくす玉と泡盛の6升たるで祝った。

14年ぶりのリーグ優勝を決め喜ぶヤクルトファン=2日午後、浦添市役所前

セ・リーグ優勝を決め、歓喜の輪に加わるヤクルトの比屋根渉外野手(中央)=神宮

14年ぶりのリーグ優勝を決め喜ぶヤクルトファン=2日午後、浦添市役所前 セ・リーグ優勝を決め、歓喜の輪に加わるヤクルトの比屋根渉外野手(中央)=神宮

 ファン歴30年超という市の会社員、下地直喜さん(42)は「他のチームに浮気せず来た。このままクライマックスシリーズも日本シリーズも突破して」とエール。ヤクルトがセ・リーグで初優勝した1978年に沖縄ヤクルトに入社した嵩原安智さん(62)は、「今夜は祝杯だ」と感慨深げな表情を見せた。

 市職員の父親に連れられてきた末広想嵐(そうらん)君(9)=北中城村=は「僕は巨人ファンで、ヤクルトヤクルトって言うお父さんをスルーしてきたけど、今日の試合で気持ちが分かった」とにっこりした。

■比屋根選手の父・毅さん「感無量」

 「プロでの優勝は親としても夢の夢だった。おめでとうと息子に声を掛けたい」。ヤクルトの比屋根渉外野手の父毅さん(60)は、14年ぶりのセ・リーグ制覇を八重瀬町の自宅のテレビで見届けた。

 この日、比屋根外野手はベンチスタートだったが、1点リードの七回表、守備固めで出場し、レフトを守った。

 「こんな大きな一戦に、出られるだけでもすごいこと。感無量」と喜びをあらわに。

 「クライマックス・シリーズ(CS)はスタンドで応援したい」と声を弾ませた。