沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB、平良朝敬会長)は、レンタカー会社や旅行代理店などが入居する「観光集積ターミナル(仮称)」の建設を検討している。ターミナルでレンタカーの手配や旅行申し込みができるワンストップのサービスの提供を目指し、沖縄を訪問する観光客の満足度向上を狙っている。完成の目標は2018年としている。

 ターミナルの建設予定地は那覇市、豊見城市、浦添市、宜野湾市などが候補地に挙がり、施設の広さは1万平方メートルを想定している。那覇空港と施設を結ぶシャトルバスを定期的に運航し、那覇空港に到着した観光客がターミナルからバスやレンタカーに乗り継ぎ、スムーズに移動できる態勢を整える。自動車1千台、バス100台が駐車できるスペースの確保も掲げた。

 構想には、地元住民が集える飲食店や商業施設、観光事業を県内外の人へPRするための「観光会館(仮称)」の新設が盛り込まれている。

 OCVBは9月28日、県レンタカー協会や県バス協会、県ホテル協会など5団体を交えた意見交換会を開き、構想を説明した。今後は10団体まで組織を広げ、協力態勢を構築し、建設の可能性を探る。

 平良会長は「満足度の高い世界水準の観光地として、観光集約ターミナルが重要な役割を担う」と語った。