11日に国頭村奥で8・1度を記録するなど、沖縄県内では今週に入り、気温が平年を下回る寒い日が続いている。冷え込みが厳しくなるのに伴い、ショッピングセンターやコンビニでは防寒具やおでんなど季節商品の売れ行きが好調だ。沖縄気象台は、寒さが続くのは13日ごろまでと予想しており、各店の担当者は気温の変化を注視している。

寝具コーナーで毛布を品定めする買い物客=11日、サンエー那覇メインプレイス

 サンエー那覇メインプレイス衣料館では気温が大きく下がった9日ごろから、保温効果のある肌着や掛け布団、毛布の売り上げが急増した。例年、1月期の売り上げのピークは三が日から成人の日までというが、防寒商品は好調に売れ続けている。糸数仙副店長は「セールの時期が重なったことを差し引いても、今週の寒さが影響している」と歓迎する。

 沖縄ファミリーマートでは、中華まんなどの温かい食べ物がよく売れている。特におでんは昨年1月の同時期と比べ、売り上げが3割伸びた。人気の使い捨てカイロも例年同様、販売数が増え始めている。広報マーケティング室の担当者は「気温の変化に合わせて季節物の商品を多めに発注するなど意識している」という。

 一方、那覇市内のある家電量販店では暖房器具などの売れ足は遅めだといい「寒さがしばらく続かない限り、まだ影響はなさそうだ」と話した。