沖縄タイムス社主催の海外市場視察団(団長・豊平良孝沖縄タイムス社社長)は4日、那覇空港を出発し、極東ロシアのハバロフスク市に到着した。5日間の日程で、自由貿易特区に指定されたハバロフスクや、ロシアの玄関口でシベリア鉄道の起点となっているウラジオストクを視察し、ビジネスの可能性を探る。

極東ロシアに向け、結団したタイムス海外市場視察団のメンバー=千葉県・ホテル日航成田

 4日、成田空港(千葉県成田市)近くのホテルであった結団式で、豊平団長は「ウラジオストクは、ロシアにとってアジアの玄関口。ハバロフスクも特区に指定された。ロシアはアジアの活力を取り込もうとしており、今後、沖縄との関わりも出てくるだろう」とし、視察を通して県内企業のロシア展開のヒントをつかみたいとあいさつした。

 県内企業43社から役職員ら61人が参加。8日まで、両都市の商工会議所日本センターや自由市場スーパーマーケットなどを訪れ、現地の経済情勢を視察する。

 県はロシアを観光誘客の戦略開拓市場と位置付けている。

 視察団はハバロフスクの栄光広場、中央市場、ウラジオストクのニコライ凱旋(がいせん)門、ロシア正教会なども回り、観光誘客についても考える。