政府が建設を進めている名護市辺野古の新基地完成後、米軍が埋め立て部と内陸部含め191の施設を建設する計画を立てていることが4日、米軍の内部資料で分かった。これまで別の内部文書で兵員宿舎など30棟以上を建てる計画が分かっているが、全体の施設数が明るみに出るのは初めて。

 資料は「米陸軍工兵隊」の名前で昨年10月24日付で作成されたもの。日本や韓国、ハワイなど太平洋地域の米軍基地内の施設建設計画を記している。

 資料には、新基地の完成予想図と合わせ、建設施設数を「191」と明記。種別は「格納庫」「支援施設」の2種類だけで詳細には書かれていない。

 同時に、新基地の現状について「埋め立て・護岸工事とインフラ施設の設計を進めている」とし、完成時期は2021年と明記している。

 これまで、共同通信が入手した08年の米軍内部資料で宿舎30棟以上を建設する計画が分かっているほか、米海兵隊が13年にまとめたアジア太平洋地域の計画書「2025戦略展望」でシュワブ内に家族住宅を建設する計画に触れている。