【ハバロフスクで照屋剛志】ロシアを訪れている沖縄タイムス社主催の海外市場視察団(団長・豊平良孝沖縄タイムス社社長)は5日、ハバロフスク商工会議所を訪れ、同会議所日本センターの鏡芳和所長からハバロフスクの経済情勢などを聞いた。

ハバロフスク商工会議所で現地の経済情勢の説明を受ける視察団メンバー=5日、ロシア・ハバロフスク市

 鏡所長は「ロシア人は夏季休暇を暖かいリゾート地で過ごすことが多い。沖縄の自然は魅力だ」とし、観光誘客につなげるよう提言した。

 ロシア人は夏季休暇で、リゾート地に長期間滞在する傾向があると説明。誘客につなげれば観光収入の増加も期待できる。

 鏡所長は「海外の観光リゾート地ではハワイ、グアムなどが人気。沖縄はこれらの地域よりも近いので、人気の出る可能性は高い」と述べた。

 ロシア政府は極東ロシアに海外の投資を呼び込もうと取り組んでおり、「日本企業に対する接し方が変わってきた。日本企業も関心を持ち始めている」とハバロフスク地方の将来性について説明した。

 同商工会議所のイゴリ・ヴォストリコフ所長は「ハバロフスクは交通の要所として発展してきた。ハバロフスクからロシア全体に展開できる」と企業の進出を呼び掛けた。

 視察団はアムール川展望台や日本人墓なども視察した。6日はシベリア鉄道でウラジオストクに入り、現地の商工会議所などを視察する。