団体組手で東京を破り、8強入りした沖縄だったが、準々決勝では地元和歌山に屈した。国吉真太郎主将は「審判の旗が、なかなか上がってくれなかった」と悔しさをあらわにした。

団体組手3回戦 沖縄-東京 上段突きで有効を奪う次鋒の新垣夏紀=和歌山県白浜町立総合体育館(花城克俊撮影)

 必勝を期して臨んだ東京との3回戦は、鮮やかな3連勝を飾った。先鋒(せんぽう)の赤嶺洸史が軽快な動きで試合を支配。次鋒の新垣夏紀も相手の動きを見極め、手堅く攻めて勝ち名乗りを受けた。赤嶺は「何とか貢献したかった」と喜び、新垣も「今大会は一度も勝てていなかったのでホッとした」と頬を緩めた。

 喜びもつかの間、準々決勝の和歌山戦では「アウェーの洗礼」を受けた。見事な連続攻撃も有効打と判定されず、相手の微妙な攻めはポイントに。結局1勝もできず、4強入りは果たせなかった。

 試合後、納得のいかない表情だった田村正人監督も「8強は自信が持てる。やってきたことが間違いではなかった」と胸を張る。男女総合5位で、21年ぶりの入賞に「全国で通用する力がついてきた」と誇らしげだった。(花城克俊)