中心市街地の活性化に取り組むなは市場振興会(新里俊一理事長)と那覇市沿岸漁業協同組合(沿岸漁協、﨑原孝夫組合長)がマリンレジャーの提供や開発で連携を始めている。27日には、女性限定の沖釣り体験や、船上から悩みを叫ぶイベント「いざ!海へ!!」を試験的に実施し、双方の役割などを確認する。イベントは参加費無料。

「いざ!海へ!!」への参加を呼び掛けるなは市場振興会の新里俊一理事長(中央)と沿岸漁協の﨑原孝夫組合長(右)、仲里司参事=10日、市港町・市沿岸漁業協同組合

 振興会に移住者などから市内でのマリンレジャーに関する問い合わせがあった。沿岸漁協とつながったことで企画がスタート。﨑原組合長も「漁業だけでなく、沖縄のメイン産業である観光分野のニーズに応えていきたい」と意気込む。

 お互いに、異業種の組織との連携は初めて。振興会がイベントの企画や申込窓口を担い、沿岸漁協は漁船の手配や運航などを担当する。試験企画では、釣りになじみが少ない女性をターゲットに絞り、申込数などを確認する。

 将来的には新たなダイビングスポット特区の設定や、短時間のクルージング、海上タクシーなどのプログラムも検討していく。

 沿岸漁協ではこれまで、組合員が個別に沖釣りツアーなどの請け負うことはあったが、漁協としての窓口はなかった。今後、振興会が窓口を担うことで那覇のマチグヮー(商店街)を訪れる観光客の獲得や、飛び入り参加を望む客層の受け皿となることも狙う。﨑原組合長は「従来の沖釣り客と客層は重ならない」と市場の広がりに期待する。

 新里理事長は「まずは、今回のイベントでスムーズに連携できるかを確認したい。将来的には、予約確認や申し込みができるアプリなどの開発も目標にしたい」と語った。

 イベントの申し込みや問い合わせはメールで、アドレスは振興会info@naha18.com 20日締め切り。沖釣りと叫ぶイベントはそれぞれ船1隻を出し、定員は各5人。参加に向けた思いなどをふまえて参加者を選ぶ。詳しくは振興会のフェイスブックから。