歌手、寺尾紗穂さんのライブ「たよりないもののために」(主催・沖縄タイムス社)が14日、那覇市のタイムスホールであった。ピアノの弾き語りによるオリジナル曲「停電哀歌」や沖縄のわらべ歌「耳切坊主」などを披露、しっとりした歌声を聴かせた。

透き通った歌声を披露する寺尾紗穂さん=14日、那覇市久茂地・タイムスホール(下地広也撮影)

 寺尾さんは2007年にメジャーデビュー。全国各地でライブを行うほか、日本各地のわらべ歌を集めたアルバムを発表している。ライブでは「安里屋ユンタ」を歌ったほか、浦添少年少女合唱団、ミュージシャン「ナオキ屋」と共演。「沖縄の人たち一人一人の心の中が穏やかでありますように」と呼び掛けた。

 約1年前に初めて寺尾さんの曲を聴いてファンになったという那覇市の船冨敦子さん(40)は「優しくて強い歌詞とメロディーに深く感動した」と話していた。

 同公演はタイムスホールオープン5年を記念した「響演KYOEN」シリーズの第1弾。