45年の歴史がある泡盛業界の季刊紙「醸界飲料新聞」がWEB版に移行した。ことし1月に亡くなった創刊者の仲村征幸さんの後を、醸界(比嘉大社長)が継承し、運営する泡盛の総合情報サイト「沖縄泡盛新聞」で記事を掲載。発行した過去の記事もサイト内に再掲載し、データベース化するほか、記事をまとめた新聞を年2回程度発行する。

泡盛の総合情報サイト「沖縄泡盛新聞」(ホームページから)

 ホームページ制作などを手掛ける比嘉社長らが「泡盛に県民の誇りを乗せる」という仲村さんの思いを引き継ごうと、醸界を設立。仲村さんの妻・綾子さんが取締役に就いた。

 沖縄泡盛新聞では醸界飲料新聞の継承のほか、泡盛や酒造所、こだわりの居酒屋など情報を発信。泡盛関連のイベントカレンダーを作成するほか、観光客や消費者を対象にした新酒コンテストや、泡盛好きの女性に泡盛を紹介してもらう記事「美人泡盛」なども企画する。毎日1本以上の記事を掲載し、月10万アクセスを目指す。

 2016年度からは、核となる記事などを中心に、英語や中国語など利用人口の多い8カ国程度の言語への対応を進める。

 6日に沖縄タイムス社を訪れた比嘉社長と嘉手川学編集委員は「泡盛に特化した新聞、世界一の情報サイトにしていく。いい泡盛を世界に発信していきたい」と意気込んだ。